【α7IV】AF設定おすすめ5選|迷わない初心者向け解説


目次

はじめに

「α7IVのAF設定が多すぎて、どれをどう使えばいいか分からない」

ぼく(チュートラール)も最初はそうでした。フォーカスモード・フォーカスエリア・被写体認識・瞳AF……項目が多くて、とりあえずオートのまま使い続けていた時期がありました。

でも設定を理解してから、ピントの失敗が明らかに減りました。

この記事では、α7IVのAF設定の中から「これだけ分かれば十分」という5つに絞って、初心者でも迷わない言葉で解説します。


AF設定の基本:まず「フォーカスモード」を覚える

AF設定の出発点はフォーカスモードの選択です。

フォーカスモードとは: カメラがどのようにピントを合わせるかの「方式」を選ぶ設定のこと。

α7IVには主に3つあります。

モード特徴向いている被写体
AF-S(シングルAF)半押しでピントを固定する静止している被写体
AF-C(コンティニュアスAF)動く被写体を追い続ける人・動物・乗り物など
MF(マニュアルフォーカス)手動でピントを合わせるマクロ・夜景など

初心者が最初に覚えるべきは「AF-SとAF-Cの使い分け」だけです。

止まっている被写体を撮るときはAF-S、動いている被写体を撮るときはAF-C。これだけ。


おすすめAF設定5選

設定① フォーカスエリア:ワイドを基本にする

フォーカスエリアとは: カメラがピントを合わせる「範囲」を指定する設定のこと。

α7IVのフォーカスエリアには複数の種類がありますが、初心者が最初に使うべきは「ワイド」です。

MENUボタン → カメラ設定1 → オートフォーカス
→ フォーカスエリア → ワイド

ワイドはカメラが画面全体を見て、最適な被写体を自動で判断してピントを合わせます。被写体認識と組み合わせると特に強力で、「人が写っていれば顔・瞳に自動でピントを合わせる」動作をしてくれます。

「スポット」や「ゾーン」はピント位置を自分で指定する上級者向けの設定です。最初はワイドで十分です。

設定② 被写体認識:人物をオンにする

被写体認識とは: AIがリアルタイムで画面を分析し、人物・動物・乗り物などを自動で検出してAFを合わせる機能のこと。

MENUボタン → カメラ設定1 → オートフォーカス
→ 被写体認識 → 人物

人物写真がメインなら「人物」に設定しておくだけで、フレームに人が入ったときに自動で顔・瞳を検出してピントを合わせてくれます。ポートレートの失敗が激減する最重要設定です。

撮影対象に合わせて以下から選べます。

設定認識対象
人物顔・瞳・身体
動物/鳥動物の瞳・顔・身体
乗り物車・電車・飛行機
昆虫昆虫全般

ぼくはポートレートと街スナップがメインなので、基本は「人物」設定のままです。野鳥や動物を撮りたい日だけ変えています。

設定③ 瞳AF:オンにして瞳優先にする

被写体認識を「人物」にしたうえで、瞳AFをオンにすることで顔全体ではなく「瞳」にピントを合わせる優先度が上がります。

MENUボタン → カメラ設定1 → オートフォーカス
→ 顔/瞳 優先 AF → 顔と瞳

ポートレートでは瞳にピントが合っているかどうかが仕上がりの決定的な差になります。α7IVはこの瞳AFの精度が非常に高く、動いている人物の瞳を追い続ける能力が際立っています。

ぼくが85mm F1.4 GMでポートレートを撮る際、F1.4の極浅い被写界深度でも瞳にピントが合い続けるのはこの設定のおかげです。

被写界深度とは: ピントが合って見える範囲の奥行きのこと。F値が小さいほど浅くなり、ピントが合う範囲が薄くなる。

設定④ AFの追従感度:3(標準)から始める

AF追従感度とは: AF-Cモードで追従している被写体が一時的に外れたとき、どれだけ素早く別の被写体に切り替えるかを調整する設定のこと。

MENUボタン → カメラ設定1 → オートフォーカス
→ AF追従感度 → 3(標準)

数値が高いと新しい被写体に素早く反応しますが、障害物で被写体が隠れたときに別のものにAFが飛びやすくなります。低いと粘り強く元の被写体を追い続けます。

初心者はまず3(標準)で試して、使っていて「AFが別の場所に飛びすぎる」と感じたら2に下げるという調整が無難です。

設定⑤ AF-ONボタンに「親指AF」を設定する

これはAF設定というよりカスタム設定ですが、AF操作に直結するため必ず設定してほしい項目です。

親指AFとは: シャッターボタンとAFを切り離し、右親指のAF-ONボタンだけでピントを合わせる撮影方法のこと。

MENUボタン → セットアップ → 操作カスタマイズ
→ カスタムキー/ダイヤル設定
→ AF-ONボタン → 「AF固定」を割り当て

さらにシャッター半押しのAFをオフにすることで完全な親指AF運用になります。

カメラ設定1 → オートフォーカス
→ 半押しAF → OFF

親指を押している間だけAFが動き、離すとピントが固定される。ポートレートで「ピントを顔に合わせてから構図を少しずらしてシャッターを切る」という操作が格段にやりやすくなります。ぼくがα7IVで最も大きく撮影体験が変わった設定がこれです。


撮影シーン別・おすすめ組み合わせ

撮影シーンフォーカスモードフォーカスエリア被写体認識
ポートレートAF-Cワイド人物・瞳優先
子ども・ペットAF-Cワイド人物 or 動物
風景・建築AF-Sスポット or ワイドOFF
野鳥・乗り物AF-Cワイド動物/鳥 or 乗り物
スナップAF-Cワイド人物

まとめ

AF設定は難しく考えなくていいです。まず以下の3つを設定するだけで、ピントの失敗が大きく減ります。

① フォーカスエリア → ワイド
② 被写体認識 → 人物
③ AF-ONボタン → 親指AF(半押しAFはOFF)

設定したらすぐ外に出て試してください。「ピントが合い続ける」という体験を一度すると、AF設定をもっと理解したくなります。その感覚が出てきたとき、追従感度や細かい設定に触れるのがちょうどいいタイミングです。


チュートラール / ブログ「αの視点」
使用機材:SONY α7IV・SONY α7C II
レンズ:85mm F1.4 GM / 50mm F1.2 GM / 24-70mm F2.8 GM II ほか


※メニュー表記はファームウェアのバージョンによって変わる場合があります。最新情報はSONY公式サイトでご確認ください。

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